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AICUマガジン Vol.10「Pyxel - 大人も夢中! AIでゲーム開発」note版・ペーパーバック版も同時発売


「つくるひとをつくる」AICUマガジンVol.10特集「Pyxel - 大人も夢中! AIでゲーム開発」がリリースされました!

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特集「Pyxel - 大人も夢中!AIでゲーム開発」

「つくる人をつくる」あなたをアップデートするクリエイティブAIエンターテイメントマガジン「AICU マガジン Vol.10」、特集は「Pyxel - 大人も夢中!AIでゲーム開発」です。


アイキューマガジンVol.10は Pythonで開発できるレトロゲームエンジン「Pyxel」を大特集!


Pyxelで開発された作品より


Pyxel - 大人も夢中! AIでゲーム開発」です。

30年の経験を積んだゲーム開発者・北尾崇氏が無料で利用できるオープンソースで作った「Pyxel」でレトロゲームを開発してみませんか?

プログラミングは苦手……やったことがない……そんなあなたでも大丈夫。「つくるひとをつくる」をビジョンにクリエイティブAI分野で長年活動するAICU編集部が丁寧に初心者向け解説を実施、さらにAIコーディング時代のゲーム開発教育のテクニックを中高生が主体となってお伝えします!

子どもたちに大人気な「Roblox」にも注目です。ゲーム開発の経験者や、教育サービスなど、全く違う分野の才能が、メタバース時代を超えて、レトロゲーム開発や3Dゲーム開発に集まってきています。


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【INDEX】特集「Pxyel - 大人も夢中! AI でゲーム開発」/Pyxel で「ゲーム開発に夢中」をはじめよう!/「プログラミング苦手……」が「やってみよう」になるまでの30分 by ないとっち/講演中に完成!30分で完成させるPyxel シューティングゲーム by 早野康寛/レトロゲームエンジンの未来・Pyxel のこれから by 北尾崇/プログラミング学習支援におけるPyxel 活用by gmasa/Pyxel × AI で学ぶ! プログラミングの新しい楽しみ方 by ムンペイ/『レトロゲーム』の『未来』/レトロゲームについての雑記 by くしろ/Roblox クリエーターエコノミーに挑戦! by NebulusBee/【AI イベレポ!】Project Odyssey Season 2対談&インタビュー/【サクリ!AI ツール】日本語全二重音声対話システム「J-moshi」公開!/AICU 主催「#男子が贈るバレンタインギフト」コンテスト結果発表!/【連載漫画】アルパラ日和! by わら「YOUKAI」 by 殻尾(からび-) + AICU/[はるしね~しょん] /Cover Art by PiNKICK


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「AICU Magazine」バックナンバーのご紹介




ご寄稿者の皆様、ご執筆ご協力、ありがとうございます!


ペーパーバック版・Kindle版・直販ストア版・note版の同時発売!

AICU編集部のおすすめはペーパーバック版ですが

それぞれのエディションで中身は異なります!

賞味期限も異なりますので

お好みでベストなメディアを入手してください。


ペーパーバック版

紙の書籍として手にとって、他の読者さんと共有したり参考文献として引用できるメディアです。今月号からフォントが新しくなりました!

ISBN-13: 979-8313982199


Kindle Unlimited版(ePub形式)

Kindle Unlimited加入者は無料で購読可能です。

情報の新鮮さとePubならではの読みやすさを優先しています。

発売から1ヶ月以降は配信方針が変更される可能性がございます。


直販ストアPDF版

ダウンロードして何度でも閲覧することができるファイルへのリンクを、AICU.jpショップにてライセンス販売しております。




ペーパーバック版と同じ、レイアウト品質の高いPDFになります。

複数人での閲覧、公衆送信等はご相談ください。



note版

速くて手軽!見やすいnote版は以下のペイウォール以降にnoteブログ形式で提供となります。

※近日中に「定期購読マガジン」を準備しています(審査中)。


アイキューマガジン Vol.10 Pyxel - 大人も夢中! AIでゲーム開発

AICU Magazine Vo.10 - Pyxel: AI Game Dev for All Age!

カバーアート:PiNKICK(@pinkick)

特集「Pxyel - 大人も夢中! AIでゲーム開発」

「つくる人をつくる」あなたをアップデートする アイキューマガジンVol.10、特集は「Pyxel - 大人も夢中! AIでゲーム開発」です。


Pythonで開発できる、8ビット時代のゲーム機スタイルのオープンソース開発環境ですが、伝説のゲーム開発者が無償で開発し、教育向けだけでなく、大人も夢中になるレトロゲームを開発できます。しかもオープンソースのおかげもあって、ChatGPTやClaude、GeminiなどのLLMを使って驚くべきレベルのゲームプロトタイピングやアルゴリズム、ビジュアリゼーション、インタラクションの実装テクニックが生み出されます。本書はPyxelの開発者である 北尾崇さん @Kitao をゲストライターにお招きし、ゲームプログラミング初心者だけでなく、往年のゲーム開発者になりたかったアナタが「AI時代にワクワクできる」その第一歩をお届けします! 子どもたちに大人気な「Roblox」にも注目です。ゲーム開発の経験者や、全く違う分野の才能が、メタバース時代を超えて、レトロゲーム開発や3Dゲーム開発に集まってきています。 AIイベレポは国際AI映像制作コンペ「オデッセイ(Project Odyssey)」の第2回開催、日本からファイナリストに残った作品を集めて上映会を実施、部門賞を受賞した作品へのインタビューを掲載。 「サクリ!AIツール」は名古屋大学が研究した音声対話システム「J-Moshi」を紹介します。


カバーアート:PiNKICK(@pinkick)


ご感想はぜひ X@AICUai へのメンションや、フィードバックフォーム(https://j.aicu.ai/MagQ)からいただけましたら幸いです。 公式ハッシュタグは #AICU でお願いいたします。


Pyxelで「ゲーム開発に夢中」をはじめよう!

Pyxel(ピクセル)は、Pythonでドット絵スタイルのレトロゲームを作成できるオープンソースのゲームエンジンです。レトロゲーム機を意識したシンプルな仕様で、16色のパレットや256x256サイズの画面、4音までの同時再生に対応。キーボードやマウス、ゲームパッドなどの入力デバイスもサポートされていて、非常に軽快に動くゲーム開発環境です。コーディングは特殊な言語ではなく、AI・機械学習分野で一般的に使われるプログラミング言語「Python」で書くことができます。様々なジャンルのゲームを作ることができ、マリオのようなアクションゲームだけでなく、RPG、落ちものパズル、シューティングゲームなども作ることができます、Webアプリ化やスマートフォンでも遊べます。開発した作品はGitHubなどで配布し、誰にでも気軽にプレイしてもらえます。


文部科学省による教員研修用教材にはPythonを使ったプログラミングの授業例が掲載されているため、今後、Pythonはプログラミング言語の必修となっていく可能性はあるでしょう。しかし子供にだけ楽しんでもらうにはもったいない!「生成AI時代に『つくる人をつくる』」をビジョンにするAICUは「大人も夢中になる」PythonとAIを使ったゲーム開発の「最初の一歩」を紹介していきたいと思います。


Pyxelで何ができるの?

まずはGitHubにある「Pyxel」プロジェクトに行ってみましょう。



世界中で人気のプロジェクトになっています。開発者の北尾さんは長年関わってきた方で、非常に丁寧に開発を進められております。


そして、ギャラリーにはユーザーさんが作った作品が140作ぐらい並んでおり、どれも無料で遊べます!



最短コースで始める「Pyxel」

普段からPythonを開発に使っている方にとって、Pyxelのインストール方法はとても簡単です。


Windows:Python3(バージョン 3.7 以上)をインストールした後に、コマンド pip install \-U pyxel を実行

Mac:Homebrew をインストールした後に、コマンド


brew install pipx

pipx ensurepath

pipx install pyxel


を実行する。


本当にこれだけです!


……ですが、ここでは「プログラミングは苦手…」という人に向けて、Pyxelでプログラムを書くための準備を行っていきます。


Pythonとプログラムを編集するソフトを用意すれば、すぐに始めることができます。怖くありません!


書籍で学びたい人は

書籍「ゲームで学ぶPython! Pyxelではじめるレトロゲームプログラミング」をおすすめします。ただし対象年齢がちょっと低いかもしれないのと、AI時代のゲーム開発としては物足りないかもしれません。



ChatGPTを使うともっとスイスイいく


本誌は「AI時代のゲーム開発」についても解説していきます。


以下の記事では丁寧に、Python、VSCodeを用いて学んでいきましょう。


Python、VSCodeのインストーラをダウンロード

・Pythonのインストール:


Pyxelはプログラミング言語であるPythonのライブラリです。この為、Pyxelを利用するにはPythonのインストールが必須となります。Windows、MacOSそれぞれの環境構築を解説していきます。


WindowsのPythonインストール:



エクスプローラーから、ダウンロードしたインストーラを起動します。


起動すると、Pythonがインストールされていなければ、以下のようなウィンドウが表示されるはずです。

最初の画面で「Add Python.exe to PATH」にチェックを入れてから、「Install Now」をクリックしましょう。


「Setup was successful」と表示されたら、「Close」をクリックしインストーラーを閉じましょう。


これで、Pythonのインストールは完了です。


MacOSのPythonインストール:


MacOSには標準でPythonがインストールされていますが、標準でインストールされているPythonに変更を加えることは推奨されていません。上に同じく、公式サイト(https://www.python.org/downloads/)からインストーラをダウンロードします。


あとはWindowsと同様で、インストーラーをダウンロードして開き、画面の表示に従って「続ける」ボタンや「インストール」ボタンをクリックしていけばインストール完了です。インストールが完了すると、アプリケーションフォルダにPythonのフォルダが作成されます。


VSCodeのインストール:


Microsoftが提供しているテキストエディタで、今回使用する編集ソフトです。



Windowsの場合はインストーラー、MacOSは圧縮ファイルをダウンロードします。



WindowsのVSCodeインストール:


VSCodeのインストーラーを実行し、以下の手順でセットアップを進めていきます。


↓「同意する」を選択してから、「次へ」を選択。


インストール先の設定:デフォルトの設定のまま、「次へを選択」


スタートメニューフォルダーの指定:デフォルトの設定のまま、「次へを選択」


↓追加タスク:「サポートされているファイルの種類のエディタとして、Codeを登録する」「PATHへの追加」にチェックを入れておき、「次へ」を選択


↓インストール準備が完了したら、「インストール」を選択


↓この画面が出たら、「完了」を選択


これでVSCodeのインストールも完了です


MacOSのVSCodeインストール:


ダウンロードされたZipファイルを展開すると、VSCodeのアプリケーションが中に入っています。これをアプリケーションフォルダに置けばインストール完了です。


Pythonのインストール確認&Pyxelのインストールを行う

コマンドプロンプト(Windows)、ターミナル(MacOS)でそれぞれ解説していきます。


コマンドプロンプト(Windows):


Pythonのインストール確認


スタートキーから「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを起動させます。


コマンドプロンプトが起動したら、「Python -V」と入力しましょう。

Python 3.XX.Xと表示されれば成功です。


Pyxelのインストール


コマンドプロンプトで「pip install -U pyxel」というコマンドを実行してください。


Successfully installed pyxel-X.X.Xと表示されれば成功です。




ターミナル(MacOS):


Pythonのインストール確認


Mac OSの場合は、「python3 --version」と入力してバージョンが表示されれば問題ありません。


Pyxelのインストール


Mac OSの場合は、「pip3 install -U pyxel」というコマンドを実行してください。Successfully installed pyxel-X.X.Xと表示されれば成功です。


VSCodeに拡張機能をインストール

VSCodeでPythonを実行可能にする拡張機能をインストールします。


↓拡張機能(Extensions)の検索窓に「Python」と入力し、一番上に表示される「Python」をインストールします。


これでVSCode内でPythonを使ったプログラミングを行うこができます。


サンプルコードの実行

VSCode内でpyxelに付属するサンプルプログラムを実行していきます。


準備


「ファイル」→「フォルダーを開く」より、作業するフォルダーを指定します。


↓予め作業用のディレクトリを作成しておき、そこのフォルダーを開いて作業を行います。


サンプルのダウンロード


pyxelコマンドを使ってサンプルのダウンロードを行いましょう。


「表示」→「ターミナル」より、下部にターミナルが表示されます。


ターミナルに


ダウンロードされたデモコードを実行したり、自分でプログラムを書いたりしてみましょう! あとはやるだけです!


終わりに

手順さえわかれば、PythonもPyxelもインストールに時間はたいしてかからず、30分もあれば終わりました。あとはアイキューマガジンに載っているさまざまな事例のコードを見様見真似でやってみると、あれこれゲームが作れるかと思うと、なんだかワクワクしてきますね!


参考資料

  • pythonでレトロゲームが書けるpyxelがすごい


  • Geminiに「Pyxelでテトリス作って」とお願いしたら一瞬でできてしまった。ではAI時代の開発者は何をすべきか。


「プログラミング苦手……」が「やってみよう」になるまでの30分 by ないとっち

生成AI時代に「つくる人をつくる」!

AICU media ライターに初挑戦の”ないとっち”(@naitochi)です!

書籍『ゲームで学ぶPython! Pyxelではじめるレトロゲームプログラミング』(リブロワークス(著), 北尾 崇 (著, 監修)、出版社:技術評論社、2025年1月27日、3080円(税込))の出版を記念して、著者である北尾崇氏を招いたワークショップが開催されましたので詳細報告致します。


ないとっちの参加レポート

編集部注:ないとっちさんは某有名ゲーム機のハードウェア開発にも関わったことがあるエンジニアさんです。

僕が大学に入学したあの頃(1990年代)、今のようなWindowsや最新PCが当たり前という時代ではありませんでした。研究室にひっそりと置かれた、NECのPC-8801が1台研究室にあるだけ。プログラミングといえば、パンチカードを打ち込み、大型コンピュータで出力するという、今では信じられないほどの手間と緊張感に満ちた作業でした。プログラミングが苦手だった僕には、その一連の作業がまるで未知の迷宮のようで、時々、大型コンピュータを暴走させてしまい、教官から「呼び出し」を受ける日々…その体験が、今でも心の片隅に不思議な記憶として残っています。


しかし、時代は流れ、技術は日進月歩。最近、AIの力を借りることで、以前よりずっと簡単にプログラミングに取り組めるようになったのを実感しています。ちょっとしたコードを書いたり、Pythonに触れる機会が増える中で、これまで目標もなく彷徨っていた僕に、ふと「何か自分でも作れるんじゃないかな?」と心が動いたのです。そんな折、AICUのnote記事で目にしたのが、北尾崇さん著の『ゲームで学ぶPython! Pyxelではじめるレトロゲームプログラミング』でした。早速購入して、ページをめくっていくと、どこか懐かしさと未来へのワクワク感が生まれてきました。


とはいえ、行動に移すのは容易ではありませんでした。中々始めることが出来ずにいました。そんな中、AICU noteにセミナーの案内が!しかし僕は地方在住でプログラミングへの苦手意識があるので腰が重く、頭の片隅には入っていましたが、申し込みするまでには至っていませんでした。オンラインで無料参加できるという白井博士一言が、参加の背中を押してくれ、早速ポチッと申し込んでしまいました。そうは言っても話についていけるんだろうかと思ったりもしていました。


この記事の続きはこちらから https://note.com/aicu/n/nea129e2aa02b

Originally published at note.com/aicu on March 16, 2025.


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