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AICU2025年4月コンテスト「勝ち取れ! 雑誌連載」 AI時代の連載漫画バトル 第1シーズン予選通過全13作を紹介!


AICU月例コンテスト「勝ち取れ! 雑誌連載」 #AI時代の連載漫画バトル 第1シーズン開催!

生成AI時代に「つくる人をつくる」をビジョンにするAICUの月例コンテストが開催されました。


エントリー期間:4月5日(土)〜5月10日(土)23:59



たくさんのご応募ありがとうございました!

審査事務局もたくさんの作品に埋もれながら、今回は予選通過作品として13作品を編集部の講評とともに発表させていただきます。

AICU読者の皆さんも「良い作品だ!」と思ったら応援リポスト!お願いいたします!!


予選通過作品を見ていきましょう!


女性向け部門

1. 「ラブノート 〜君に名前を書かせて〜」 ハル



作者コメント:

学園トップの秀才・智也が見つけたのは、名前と♡を書くと恋が動き出す謎の “LOVE NOTE”——

放課後の図書館で退屈が崩れ、恋愛死神グリムがニヤリと登場!

使用したツールはoctocomicです。


編集部コメント:

OctoComicというツールがあるのは知りませんでした、ありがとうございます。

・女性向け漫画でも少年漫画でも主人公のシチュエーションや「恋愛死神グリム」の登場についてはきちんと描いた方がいいと思います。

・吹き出しの置き方、セリフの切り方は気を使った方がいいと思います。


2. 「となりにいてもいいですか?」 弥々




作者コメント:

すれ違いながら、まっすぐな想いにまた惹かれていく青春BL。

作画:nijijourney 仕上げ:クリスタ

編集部コメント:

・漫画としてのコマ割り制度が高い(P9までで終わりなのかな?続きがありそうな作りな気がするけど)

・続きが・・・気になる!

・遥のキャラクターデザインと湊の葛藤がどこまで連載として深められるのかが鍵になる。作画クオリティはとても高く、AI作画で毎回の見せ場を作りながら連載できるのであれば期待。


少年漫画

3. 「カフン・ザ・ファイター」 ハル



作者コメント:

この時期に私自身が苦しむ花粉症をテ-マにしてみました。私だけでなく全国民が笑いどばしながらこの時期を乗り越えることができたらなと思います。使用したツ-ルはチャットGPT、doriminaAIです。

編集部コメント:

・3月末の時期がスギ去った後の彼らの暮らしなどを描けるなら興味深いですね


4.「終わらないふたり」 犬澤某



作者コメント:

オーバーオールを着た犬しか描かないのですが、漫画に挑戦してみました。ChatGPT-4oを中心に、非エロでイデオロギーの違いなどを表現するのが難しかったです。このネタで連載はいけます。永遠に別れないので。


編集部コメント:

・ループできるXらしい作りで好きです

・少年誌ギリギリラインの非エロ恋愛ラブコメを犬耳キャラクターでChatGPTに描かせる技術がすごい。

・絶対別れそうな二人なのに別れないし話が終わらないの面白い。コマを描かない手法も新しいかもしれない。翻訳もしやすそう。


4コマ

5.「みよ〜ん、みんなとちょっと違うみよ?」 森にえ


作者コメント:

天才児と特徴が重なる、生まれつきの脳の特性が通常とは異なるギフテッドの幼稚園児が主人公のコメディ漫画です。常日頃からAIの情報処理速度と賢さには驚いていました。最新のAI技術に躊躇なく手を伸ばせる人の中には、何かが出来ないことよりも、人より出来すぎてしまうことがあって、自慢にならないよう平均を装って生きてきた人も中にはいるのではないかと考え、主人公をギフテッドという設定にしました。1話ごとに完結しながらも全体としてのストーリーはゆっくりと進んでいくというかたちの4コマ漫画です。ツールは、作画も、吹き出しや効果音の挿入もこのツールひとつでおこなえるOctoComicsを使用しました。


編集部コメント:

・みょーんというキャラクターが何であるのか、特徴的な絵作りが欲しいところ。

・吹き出しの向き、配置、日本語の縦書きセリフの不自然さが気になる。

・句読点を入れる前にセリフを切った方が読みやすい。徹底的に読みやすさにこだわってみるとよくなる感じはします。特にセリフを一度に書きすぎは、結局読めないので短く切りましょう。

・ギフテッドなキャラクターを主人公に据えるのは悪くないが、かみたしろさんやクラスの他の生徒たちなど「他者との関わり」で読者との共感ポイントを押さえていかないと、読んでいてどこが普通でどこが特殊なのかわからなくなってしまうと感じた。


6.「猫だけが知っている」 ハル



作者コメント:

猫の目線から飼い主の機嫌を取っていく猫を4コマ漫画にしてまとめてみました。変化の激しい時代で疲れた人は読んで癒されてほしいです。

ストーリー作成、絵コンテ作成はチャットGPT、細かい編集はCanvaで行いました。


編集部コメント:

・日常に介入する猫を描いた作品。多作で良い。

・コマや吹き出しを溢れてしまう文字については、ChatGPTに任せずCanvaで描き切る覚悟が必要では。読者の違和感が作品のテンポに傷をつけ、さらに作品の印象や評価を下げてしまっているのが残念。


7.「鳥獣戯画大臣」 a23



作者コメント:

使用ツール DALL·E・photoshop・CLIP STUDIO PAINT。絵のみダリで生成後、フォトショップで画風の修正と統一、クリスタで吹き出しとフォント周りを追加しました。イメージ通りの画像を生成できても、背景の色味や、水墨の濃淡など、細かい部分が微妙に異なっていたので調整し、なるべく統一感を出せるよう注力しました。作風に合うフォントを探し、手入れしていったのもポイントの一つです…!


編集部コメント:

・インターネットっぽくていい

・画風が墨絵風なの、意外と大変かもしれないけど良いかも

・もうあと10本ぐらいみたいです


その他部門(ノンジャンル/新ジャンル/art)

8.「石田三成のスマホ」 ハル


作者コメント:

関ケ原の戦いを石田三成の視点からコミカルにエッセイ風に描いてみました(史実はかなり無視している)。使用したツールはチャットGPT、Canvaを使用しています。

編集部コメント:

・これがシリーズ化できるならいいですね!「学習AI漫画」みたいな、お子様が本気にしたら困るけど、そこそこに史実に正しいあたりがいいですね。


9.「地図にない国(仮)」 弥々


作者コメント:

『地図にない国』──不思議な地図を手にした少年たちが、歪み始めた世界を旅する。選ぶたび、世界が書き換わる。

そして最後に問われるのは──小さな一歩から始まる、大きな運命の物語。


編集部コメント:

・明らかな画力。

・続きが気になるけど、連載としての構成が維持できるのかどうかの方がもっと気になる・・・


10.「鏡の向こう」 ハル


作者コメント:

深夜3時、寮の洗面所で寝ぐせを直していた主人公。

しかし鏡の“自分”だけが遅れて動き、ニタァと笑った瞬間——現実側へ突き出す冷たい手。響く消灯ベルと砕け散る破片の向こうで、境界は崩れ去る…。使ったツールはチャットGPTとCanvaです。


編集部コメント:

・「4コマでホラーを表現するには」という方法論で編集部内で盛り上がってしまいました。ありがとうございます。

・公開講評にご参加いただきありがとうございました。



11.「POPPY GUMMY BEAR」 Chihiro Design






作者コメント:

小さなグミたちが、ぷるっと世界を駆け巡る!

選んだ未来で物語が変わる、ドキドキの分岐型ストーリー!

本作「POPPY GUMMY BEARS」は、GPT-4oの画像生成機能のみを使用して制作された分岐型ストーリー作品です。ストーリー展開からビジュアル制作まで、すべてAIクリエイティブによって構成されています。

難点は、世界の利用頻度が上がると画像生成が待たされる事が多々ある事ですね。肌感覚ですが休日の方がさくさく生成されるように思う…


編集部コメント:

・すごい!これはAIならではの作画ですね

・かわいい、カラーリングふくめてトーン設計がデジタル向きでいい


12.「プロマネ一ノ瀬さんの仕様書」 弥々


作者コメント:

「感情ゼロ」の上司と、

「感情100%」の新人デザイナー。

すれ違いながら、少しずつ噛み合っていくふたりが

仕事の現場で見つけていく、“信頼”と“成長”の物語。

広告代理店で紡がれる、すれ違いと静かな優しさのオフィスストーリー。

作画:nijijourney コマ割り他:クリスタ


編集部コメント:

・わかりやすい、4コマかつ絵のトーンもコマ割りもきれい

・絵は勢いも美しさもあって好きです。起承転結の「結」で、ギャグなのかラブコメなのか「信頼と成長」なのかの練り込みが欲しいところ。この作画コストで連載できるなら期待大。


13.「リベンジ」 墨家0



作者コメント:

5/9のSusHi Teck TOKYOでの出来事を漫画にしました。ツールはクリップスタジオで、背景等にAIを用いる予定です。


編集部コメント:

・締め切りまで24時間以下で投稿したのやばくないですか

・これめっちゃパンチラインって感じで仕上がるのが楽しみですね~

・しらいはかせの悪者っぷり、才能にゾクゾクしますね

・AI時代のクリエイターとして、人間の感情と知性、毒、成長経験の尊さが短いページ数で見事に表現されている。作者の深い闇と美的感覚の二面性。連載作品として、どんな「リベンジ」が紡がれていくのか楽しみです。


皆さまご挑戦ありがとうございました!

審査結果は5月下旬発売予定のAICUマガジンVol.12「AI漫画特集」誌面にて発表予定です!



果たしてどの作品が受賞するのか…!お楽しみに!

(対象のクリエイターさんにX@AICUai よりDMにてお伝えいたします)


スコアランキングも更新!

ハルさんの大量投稿により投稿スコアランキングが1位:ハルさん、2位 森にえさん, IT naviさん、3位 ないとっちさんという順位に。


次回のコンテストは……?

次回のコンテストテーマは「雨に唄えば」を予定しています。


指定ハッシュ #AICU #雨に唄えば


AIイラストレーションによる表紙コンテストに加えて、動画コンテストも開催予定です。募集開始及び締め切り、

詳細は下記URLにて告知される予定です




協賛企業募集!

ツールやサービス、部門賞の設定、ご協賛頂ける企業も募集中です。

X@AICUai からのDMにてご相談ください。



Originally published at note.com/aicu on May 11, 2025.

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